脂質は量と質を整えるとgood

大切なのは、飽和脂肪酸だけを切り取って考えるのではなく、脂質全体の量・脂肪酸の種類・どんな食品から摂っているのかまで見ることです。

飽和脂肪酸は、肉類や乳製品などに多く含まれる脂肪酸です。
例えば、
・牛肉・豚肉などの肉類
・牛乳・ヨーグルト
・チーズ
・バター
・ココナッツオイルなどです。

現代の食生活では、肉類や乳製品、油脂類を摂る機会が増えているため、知らないうちに飽和脂肪酸の摂取量が多くなっているケースがあります。

つまり、「飽和脂肪酸=悪」と単純化するのではなく、
「何に置き換えるのか」
「どんな食品から摂っているのか」
「食事全体はどうなっているのか」
を見ることが大切です。

仮に1日2,000kcal程度の食事で、
炭水化物:約50~60%
脂質:約25%前後
たんぱく質:約15~20%
というバランスを考えた場合、脂質を極端に減らす必要はありません。

むしろ脂質を必要以上に制限すると、脂溶性ビタミンなどの栄養素を含め、食事全体の組み立てが難しくなることがあります。

重要なのは、脂質の中身です。
飽和脂肪酸

MUFA(オメガ9など)

PUFA(オメガ6・オメガ3)
というように、脂肪酸の種類まで考えていきます。

大切なのは「食材の組み合わせ」
同じ脂質でも、肉ばかり食べている人と、
魚・肉・大豆・卵などをバランスよくローテーションしている人では、食事の内容は大きく違います。

乳製品も同じです。
「乳製品を食べたからダメ」ではなく、
どのくらいの量を、どのくらいの頻度で、他の食品とどう組み合わせているのか
を見ることが大切です。

だからこそ、食事を考えるときは「○○は食べてはいけない」という考え方ではなく、全体のバランスを見ることが重要なのです。

次に見るのは「オメガ6とオメガ3」
脂質の話は、飽和脂肪酸だけでは終わりません。
次に重要になるのが、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸です。
どちらも身体に必要な脂肪酸ですが、現代の食生活では、どのような油や食品を選んでいるかによって摂取バランスが変わります。

「脂質を減らす」のではなく、
脂質の量を見る。
脂質の種類を見る。
そして、どんな食材から摂っているのかを見る。
この3つをセットで考えることが、無理なく食生活を整えるポイントです。

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