2026/10/31
女性ホルモン(エストロゲン)の低下は骨の減少とシワ・たるみの両方に関係します。
エストロゲンが低下すると何が起こる?
骨が減少する
エストロゲンには骨を壊す破骨細胞の働きを抑える作用。
低下すると骨吸収が進み、骨密度が低下。
顔では特に顎骨の変化が顔の輪郭に影響する可能性があります。
コラーゲンが減少する
エストロゲンは皮膚のコラーゲンや水分保持にも関係。
低下すると皮膚の厚み・弾力・保湿力が低下し、シワやたるみが目立ちやすくなります。
顔のボリュームや輪郭が変化する
顔の骨格、皮下脂肪、靭帯、皮膚がそれぞれ変化することで頬のくぼみ、ほうれい線、口元のたるみが目立つことがあります。
更年期、閉経後の頬のこけやほうれい線を理解するには「顔の骨という土台」「皮下脂肪というボリューム」「皮膚のコラーゲンという支え」の3つに分けて考えると分かりやすいです。
顔の骨はなぜ痩せるの?
エストロゲンには骨を壊す細胞(破骨細胞)の働きを抑え、骨を維持する役割。
閉経するとエストロゲンが大きく低下し、骨を壊す働きが骨を作る働きを上回りやすくなります。
その結果、骨量が減少します。
骨が痩せると顔の骨格という土台が変わり、頬骨の周辺や上顎骨など顔の軟部組織を支える骨格が変化すると、組織を支える形状が変わります。頬の脂肪と軟部組織の支えが変わり、加齢に伴う脂肪の萎縮や位置の変化、靭帯のゆるみが重なると頬のボリュームが減ったり組織が下方へ移動します。
皮膚の弾力が低下していきます。エストロゲン低下に伴うコラーゲン減少や乾燥により、皮膚がハリを失います。頬の組織の変化と重なることでほうれい線や口元のたるみが目立ちやすくなります。
骨とシワを守るためにできること
エストロゲン低下を予防するためには代謝の観点からできることを考えると、まず大切なのは「女性ホルモンを増やす」ことだけを目指すのではなくホルモンを作る機能・エネルギー代謝・脂質代謝・血糖調整・睡眠を総合的に整えることです。
閉経に伴うエストロゲン低下は卵巣機能変化による自然現象で食事や運動だけで完全に防ぐことはできません。
目標は代謝の健康を保ち、骨や筋肉、皮膚への影響をできるだけ小さくすることです。
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