甲状腺と腸内環境の関係性

代謝を考えるうえで見逃せないのが甲状腺と腸内環境の関係です。
近年「腸―甲状腺軸」という考え方が注目されています。

甲状腺は「代謝の司令塔」
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、全身のエネルギー代謝に関わっています。
甲状腺機能が低下すると代謝が落ち、疲れやすい、寒がり、便秘、体重増加などの症状が現れることがあります。

一方、甲状腺ホルモンは腸の働きにも関係しています。
つまり甲状腺 → 腸という一方向だけではありません。
実は、腸 → 甲状腺という方向にも関係があることが分かってきています。
腸内細菌は甲状腺ホルモンの代謝にも関わる
腸内細菌は、単に「便通を整えるためのもの」ではありません。
腸内細菌が作り出す代謝産物は、免疫機能や炎症、腸管バリアなど、全身のさまざまな機能に関係しています。さらに研究では、腸内細菌が甲状腺ホルモンの代謝や腸からの再吸収などにも関わっていることが示されています。
そのため、腸内環境の乱れと甲状腺機能の変化には、双方向の関係があるのではないかと考えられています。

特に注目されているのが「自己免疫」と腸
橋本病やバセドウ病などの自己免疫性甲状腺疾患では、腸内細菌叢の変化や腸管バリアとの関連について研究が進んでいます。
腸管バリアの状態が変化すると、免疫システムとの接触の仕方にも変化が起こります。
腸内環境、免疫、炎症、甲状腺。
一見すると別々に見えるものが、実はつながっている可能性があるのです。

「腸を整えれば甲状腺が治る」という話ではありません
ここはとても大切です。
現在の研究から、
「腸内環境を改善すれば甲状腺疾患が治る」と断定することはできません。
腸内環境と甲状腺疾患の関係は明らかになってきていますが、「どちらが先なのか」「どの細菌が原因なのか」など、まだ研究段階の部分も多くあります。
だからこそ甲状腺の異常が疑われる場合は、自己判断で済ませず血液検査などで甲状腺機能を確認することが大切です。

「痩せない」を体重だけで考えない
ダイエットをしているのに体重が落ちない。
そんなとき「食べすぎているから」「運動が足りないから」と考えるだけでは、原因を見落としてしまうことがあります。
エネルギー代謝には、甲状腺、腸、栄養状態、睡眠、ストレス、活動量など、さまざまな要素が関わっています。
マッサージ 豊見城/ダイエット 豊見城

CONTACT

ご不明な点などがございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

precious salon

TEL 098-911-4800

営業時間 10:00~17:00 定休日 日曜日・祝日

お問い合わせフォーム